<小学校算数>分数の計算

分数の計算には、分母と分子の計算ルールを覚えなければならない。

(1)足し算:

① 分母が同じの場合、分母はそのまま、分子の数を足す。約分できる場合約分する。

例題:

\[ \frac{1}{8} + \frac{3}{8} = \frac{4}{8} = \frac{1}{2} \]

例題解説: 分母は同じなので、分母は8のままになる。分子の1と3を合計した結果4は分子になる。答えの8分の4は、4で約分できるので、最終答えは2分の1になる。

② 分母が異なる場合、通分を行う必要がある。

例題:

\[ \frac{1}{6} + \frac{3}{8} = \frac{4}{24} + \frac{9}{24} = \frac{13}{24} \]

例題解説: 分母が異なるので、通分する。分母の6と8の最小公倍数は24なので、両方の分母を24にする。 6分の1の分母は4倍の24になるので、分子も4倍にする。24分の4となる。8分の3も同じく、分母が3倍の24になるので、分子も3倍にする。24分の9となる。分母が同じになったので、分子のみ合計すればいい。4+9は13で、最終答えは24分の13となる。

(2)引き算:

分数の引き算の考え方は足し算と同じ。 分母が同じの場合、分子を引き算する。分母が異なる場合、通分が必要。通分後、分子を引き算する。

例題:

\[ \frac{1}{2} - \frac{2}{5} = \frac{5}{10} - \frac{4}{10} = \frac{1}{10} \]

例題解説: 分母の数が異なるので、通分する。分母2と5の最小公倍数は10なので、両方の分母を10にする。2分の1の分母は2から10になるのdえ、5倍になる。そのため、分子も5倍にする。2分の1は10分の5になる。もう一方の5分の2の分母は5で、10になるには、2倍する。つまり分子の2も2倍する必要がある。結果5分の2が10分の4になる。分母が統一したので、分子を引き算すればいい。5−4は1。最終答えは10分の1になる。

(3)掛け算:

公式: \[ \frac{a}{b} × \frac{c}{d} = \frac{ac}{bd} \]

分数の掛け算は、分母同士を掛け算した結果を分母に、分子同士を掛け算した結果を分子にする。約分できる場合は約分する。

例題:

\[ \frac{2}{3} × \frac{2}{5} = \frac{2×2}{3×5} = \frac{4}{15} \]

例題解説: 1つ目の分数の分母の数3と2つ目の分数の分母の数5を掛け算する。結果15を分母にする。次、1つ目の分子の数2と2つ目の分数の分子の数2を掛け算する。結果4を分子にする。最終答えは15分の4となる。

(4)割り算:

公式: \[ \frac{a}{b} ÷ \frac{c}{d} = \frac{a}{b} × \frac{d}{c} = \frac{ad}{bc} \]

分数の割り算は、割り算の記号÷の後ろにある分数の分母と分子を反転し、1つ目の分数と掛け算する。計算結果が約分できる場合は約分する。

例題:

\[\frac{2}{3} ÷ \frac{2}{5} = \frac{2}{3} × \frac{5}{2} = \frac{2×5}{3×2} = \frac{10}{6} = \frac{5}{3} \]

例題解説: 1つ目の分数はそのまま、2つ目の分数の分母5と分子2を入れ替え、5分の2が2分の5になる。1つ目の分数と、分子分母を入れ替えた新しい分数と掛け算する。分母は3×2で、分子は2×5となる。結果6分の10となる。約分できるので、最終答えは3分の5となる。