Javascriptの勉強を終え、上級クラスへ進学した生徒はウェブサービスの開発とiPhoneアプリの開発を学べます。いきなり難しい内容になりますが、Javascriptの勉強で基礎を固めたので、脱落者がほとんどなく、みなさんは順調に開発を学んでいます。
未来学校は、本格的なアプリ開発を教えています。ウェブレッジの調査によると、2020年1月時点で日本のiPhoneシェアは56.7%にのぼっています。半数以上の日本人がiPhoneを使っています。さらに日本の高校生が7割以上iPhoneを使っている統計もあります。それぐらいiPhoneがあれば、iPhoneアプリの需要がかなり高いことがわかります。企業は自社サービスをウェブに出すだけではなく、携帯ユーザ向けのアプリも積極的に提供しています。iPhoneアプリ開発技術を持つ学生が採用されやすいことも理解できると思います。
未来学校の上級クラスの生徒は、1年間をかけてiPhoneの開発技術を学びます。前半は基礎的な開発から始めます。画像の表示や電卓アプリなど簡単なアプリを作りながら新しい言語Swiftを習得します。後半は、自分のアイデアを出してオリジナルアプリを開発してもらいます。iPhoneアプリの開発は難しいですが、参考書とオンライン情報を活用し、楽しく開発ができます。
2019年日本学生IT研究学会で未来学校の3名の生徒が自分の作品を発表しました。
うち2名は自分のiPhoneアプリを紹介しました。
作品1 アラーム
作品2 英単語帳
初級中級のとき、プログラミングの学び方を教えました。そのため、上級クラスの生徒は、ほとんど自分で学びつづけます。生徒のつまづきやすいポイントだけ事前に説明し、あとは生徒がどんどん進んでもらえます。講師である私は細かく教えることがほとんどなく、みなさんの相談役、サポート役に徹しています。
先日、Apple社からiPhoneアプリの開発ソフトXcodeの最新バージョンを発表しました。新しいバージョンになるたび、新しい学びがあります。難しいですが、これからも子どもたちと一緒に最新の開発技術を学んで、世の中に役に立つアプリを作ります。