プログラミングに必要な数学と統計

プログラミングするには数学と統計の知識が必要です。数学は、小学校の四則演算から大学の線形代数まで幅広く求められます。しかし、プログラミングに使う数学は、難しい証明や難問を解く力ではなく、基礎的な計算能力、基礎概念の理解が重視されています。そのため、数学の基礎をしっかり固める必要があります。

未来学校では、在校生向けに、小学校から高校までの数学、プラス大学の線形代数の一部を無料で学ぶことができます。現在提供している数学のコンテンツは以下の通りです。

小学算数

・四則演算と計算の順位
・余りの計算
・小数の計算
・分数の計算
・パーセントの計算
・比の計算

中学数学

・正の数・負の数の四則計算
・絶対値
・累乗
・文字式
・展開
・因数分解
・方程式とその解
・関数(1次関数と2次関数)
・平方根(ルート)
・三平方の定理

高校数学

・三角関数
・指数関数
・対数関数
・微分
・偏微分
・合成関数
・確率

大学数学

・ベクトル
・行列の計算

以上は、数学のコンテンツとなります。プログラミングを学ぶとき、分からない数学が出ましたら、まず生徒専用の学習資料を参考して学んでいただきます。理解できない場合は、担当講師からわかりやすく必要な基礎内容だけを教えていただけます。数学には難しい概念もありますが、必要な分だけ学んで活用すれば、自然に理解を深めることができます。

+ 統計

統計分野の学びも必要です。特に上級クラスに進級すると、機械学習のプログラムを作るとき、統計知識が使われます。日本の中学校では統計の基礎を学びますが、プログラミングの場合、より高度の統計知識が求められます。また、大学共通テストの「情報」科目にも統計に関する問題がたくさん出題されます。中学生でも高校生でも、ぜひ統計を学んでください。

未来学校では、統計を学ぶ選択コースを開講する予定があります。プログラミングを学びながら、統計の基本考え方、計算方法を習得できます。