プログラミングの学び方、10年ごとに変化が

プログラミング学習

今回は、私のプログラミングの学び方についてお話します。

私がプログラミングを始めたのが大学4年生の時でした。1994年でした。大学では英文学の専攻なので、プログラミングを学ぶ機会は全くありませんでした。その時、インターネットはまだ普及されていなかったので、ネットの常時接続はありませんでした。周りに教えてくれる人もいなかったので、本屋から本を買って自分で学ぶしかできませんでした。Word処理、表計算、データベース、CGアニメーション、CAD、プログラミング。特に目指している目標もなく、ただ趣味で本から学びました。

10年後の2004年、インターネットの常時接続が個人でも簡単にできるようになりました。ネットから学ぶという新しい学び方が生まれました。わからないことがあれば、いままで誰にも聞けなかったが、ネットに教えてくれる人がたくさんいることがわかりました。私は、2004年以降、プログラミングを学びには、本とネットの利用が半々になりました。基本知識の学びはやはり本からです。本は説明がわかりやすい、繰り返して読むことができるのがメリットです。学んだ知識を活用して自分のプログラムを書くとき、わからないことがあったら、スポット的にネットで探します。ネットではウェブサイトや動画からピンポイントで学びたいものを学べるのがいいです。本とネットの組み合わせで、プログラミングの技術をかなり効率よく習得できるようになりました。

2014年未来学校を開校後、資料の制作や自分の技術の向上など、ネット上の情報利用は8割以上に上りました。いまは、本を買う前にまずネットで学んで、ある程度知識がありましたら、本屋で応用の本を探すことが多いです。時代が進めば、学び方も変わってきました。未来学校では子どもたちにプログラミングの技術を教えていますが、同時に、プログラミングの学び方も教えています。ネット上の情報をどのように使うか、中級と上級の学習を通して学んでもらっています。他人のプログラムを参考して自分のプログラムに活用する「検索技術」「活用技術」はこれからの時代に必ず必要になります。ネットには間違った情報も溢れていますので、正しく情報を扱う、正しく判断する訓練をしてもらっています。

来年2024年になります。未来学校開校10年目になります。私自身が10年単位でIT技術の進化、学びの変化を体験してきました。現在、VR、メタバースという仮想空間も活用され、学び方もさらに変化していくと思います。私は、子どもたちにも、この先の10年間の情報時代に生き抜くための技術・能力を身につけてもらいたいので、これからも子どもたちと一緒に学んでいきます。