はじめてプログラミングを学ぶならScratch!

未来学校プログラミング教室 プログラミング学習

子どもにプログラミングを勉強してほしいですが、何から始めたらいいかわからない親御さんが多いと思います。未来学校は小学校4年生から募集しています。なぜ4年生からかというと、個人差もありますが、4年生の子どもの理解力と説明力が3年生より飛躍的に上がるからです。また学校で、割り算や、小数、分数の計算の勉強は3年生後半か、4年生以降になります。プログラミングを勉強するとき、やはりそれらの知識や能力がまずあったほうが早く上達できます。

でもできるだけ早めにプログラミングに触れてほしいというのが、お母さんとお父さんの気持ちです。では、教室に通う前に、家で何かできないでしょうか?もし、悩んでいるなら、Scratchを自分で学んでみましょう。プログラムを作らなくてもいいです。Scratchは直感的に操作できますので、触れているうちに、使い方がわかってくると思います。少しでもScratchの操作がわかれば、教室に通うとき、スムーズに勉強を始められます。小学校低学年のお子さんも、ぜひScratchをためしてみてください。

この記事は、Scratchのことを簡単に説明します。家にパソコンがあれば、すぐ試すことができます。

Scratchって何?本当に使いやすいですか?

未来学校プログラミング教室
Scratch3.0の制作画面

Scratchはこどもがプログラミングを学ぶために作られたソフトです。現在、国内外の多くの教育機関で使われています。私は大阪市内の公立小学校で出張講座を行うときも、よくScratchを使います。

Scratchは子どもを対象に作られたプログラミング学習ソフトなので、一番の特徴は、英語のコードの入力は一切ありません。すべてマウスを使って、命令ブロックを積み木のように組み立てていきます。ローマ字の入力がまだできない小さいお子さんにも使えます。さらに、ひらがなバージョンもありますので、漢字がまだ読めない小学校1、2年生も問題なく使えます。

この使いやすさが世界中に使われている理由です。

Scratch3.0ならiPadでも使えます!

iPadでScratchを使ってゲームを作る

2019年1月、Scratch3.0が公開されました。1.4から2.0、そして今回の3.0まで機能の改善や使いやすさなどかなり工夫されています。特に大きな変化として、3.0はiPadなどのタブレットでも使えるようになりました。いままでiPadでは使えないので、必ずWindowsかMacのパソコンでないといけないですが、3.0を使えば、iPadからも使えます。しかもオンラインで使えますので、アプリのダウンロードが不要です。インターネットさえつなげれば、どこでも自分のゲームをプログラミングできます。

ただし、注意しないといけないのが、Scratch3.0オンラインバージョンは、WindowsのInternet Explorerには対応していません。おすすめのブラウザーはGoogle Chromeです。

Scratch3.0をダウンロードします。

Scratch3.0は、デスクトップ、ノートパソコン、タブレットに全部使えます。オンラインバージョンを使えば、インストール不要ですが、インターネット環境がなくても制作したいなら、デスクトップとノートパソコン用のローカルバージョンがあります。

ダウンロードは、オフィシャルサイトからできます。
https://scratch.mit.edu/download

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WindowsバージョンとMacバージョンがあります。自分のパソコンに合わせてダウンロードして、インストールしてください。

Scratch3.0で何をすればいいですか?

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絵を描くから始める

今回は、小学校低学年のプログラミング学習について記事を書いていますので、まず以下のことをやっていただければ、今後教室で学ぶときすごく楽になります。

目標1: 絵を描いてマウスを使えるようになること。

マウスは、今後プログラミングを学ぶとき、不可欠な道具です。小さいうちに、練習したほうがあとで学ぶとき早く進むことができます。最近タブレットを多用している家庭が多いので、マウスの練習機会がなかなかありません。この場合は、Scratchでお描きでもいいので、マウスを使って、キャラクターや背景など描いてもらってください。マウスの左クリックと右クリックの違い、ダブルクリックの動作、ドラッグドロップの動作を習得できれば、目標達成です。プログラムを作らなくてもいいです。適当な命令を取り出して、キャラクターがどうなっていくかを確認してください。

目標2: Scratchのメニュー操作に慣れること。

Scratchはただのツールです。使えば使うほど慣れてきます。例えば、どこに何があるかを覚えるには、無理やり覚えるではなく、いっぱい使うことによって、体で覚えてほしいです。このアイコンをクリックすると、何のメニューが出てくるか?あのボタンをクリックすると、何の機能があるか?を覚えれば、今後ゲームやアニメーションを制作するとき、ゲームの仕組みやプログラミングだけに集中すればいいです。

目標3: 市販のScratch本を参考してゲームを作ってみること。

実は、Scratchの操作になれましたら、すぐ簡単なゲームを作れます。ただし、いきなり何のゲームを作ればいいかわからない場合は、本屋にいって、Scratchの関連書籍を1〜2冊購入してください。

本があれば、お子さんも安心して自分で学ぶことができます。少しむずかしいところがあれば、自分で試行錯誤してみてほしいです。1回の制作だけで本の通りの結果にならなくても、何回も試してほしいです。プログラミングの正しい学び方は「試行錯誤」です。しかし、どうしてもわからない場合は、その部分を飛ばしてもいいです。できることだけたのしくやってみてください。

まとめ

Scratchはとても使いやすいプログラミング学習ソフトです。お母さんもお父さんも、ぜひお子さんと一緒にScratchを使ってプログラミングを学んでください。プログラミング技術はこれからAI時代に非常に重要な技能になります。難しいところもありますが、最初は絵を描いたり、ゲームを作ったり、アニメーションを作ったり、楽しく学ぶことが大切です。

ちなみに、小学生からプログラミングを学び始めないと遅れると心配している親御さんがいますが、未来学校では中学生から学び始める生徒もたくさんいます。中学生だからこそ吸収力、理解力が高く、学びのスピードが小学生よりはるかに速くなります。だから、遅れる心配の必要がありません。お子さんが興味を示してくれるとき、家庭でできることからスタートしていいです。そして、小学5年生になりましたら、プログラミング教室に通ったほうが上達が早くなります。

ぜひ、楽しいプログラミングを実感して、将来のためにプログラミングを勉強してください。