大学入試には、以下のような開発内容が望ましいです。
・社会課題の解決に役に立つようなアプリ、サービス
・最新のプログラミング技術(例えば、人工知能)を使ったアプリ、サービス
・社会や人類の生活の質を向上できるアプリ、サービス
・人々の幸福感を高めるためのアプリ、サービス
どうやってテーマを決めるか
まず、どのような社会課題があるか、ネットや新聞などを調べるから始まります。自分の興味がある分野、今後自分が仕事してみたい分野では、どのような問題があるか、情報収集します。その問題に対してすでに解決策を出している会社があれば、その会社の商品やサービスを調べて、どのように問題を解決したか、また現状の商品やサービスからさらに改善できるところがないか、深く考える必要があります。普段の生活にも常にアンテナを張って、ニュースを見たり、新聞を読んだり、自分の興味がある社会課題を気づくことが重要です。
なかなかテーマ(社会問題)を決められない場合、未来学校では、先生といっしょに話し合って、自分のやりたい内容(テーマ)を少しずつ絞って、テーマを決めていきます。
どうやって解決方法をみつけるか
問題が見つけたら、解決方法を考えないといけません。自分のできる範囲で、方法を考えればいいです。最新のプログラミング技術を使えるなら、使ってみることもできます。アイデア次第で最先端の開発技術を使わなくても開発できることも多いです。しかし、どこまで解決できたか、何を解決できたか、何が解決できていないか、しっかり検証する必要があります。
どうしても解決方法が見つからない場合、完璧な解決方法を出さなくてもいいです。自分のアイデアで少しでも問題を改善できれば、作ってみる価値があります。制作に学んだことがない知識があれば、追加で学びます。主体的な学びがプロジェクト制作に不可欠です。どうしても改善できない問題点があれば、今後の課題として大学で解決に向けてチャレンジすればいいです。それが大学入学の動機にもなりますので、志望理由書にもしっかり書いてください。
開発できたら、内容をまとめる
開発ができましたら、アプリやサービスの説明を書き下ろします。なぜこのテーマを決めたか、現在どのような問題があるか、自分はどのように解決できたか、どのような問題点がまだ残っているか、開発の際に何を学んだか、何が難しかったか、どのように乗り越えたか、自分の考えや経験をすべて文字にしてください。そのまとめは、提出が求められる場合、そのまま提出もできますし、面接の場合、自信を持って自分の作品を説明できるようになります。開発して終わりではなく、必ずまとめてください。
すべての生徒を応援しております
プロジェクト開発は大きな作業なので、計画しても、うまくいかない場合もあります。未来学校の講師は一人ひとりの生徒の進捗を把握し、余裕を持って開発制作を完成させます。生徒の目標を実現できるように生徒といっしょに頑張ります。